ソフトハット(中折れ)について

ソフトハット(中折れ)って?価格の違いは?
ちなみに「中折れ」とは「ソフトハット」の別名です。
型に入っていれば「中折れ」ということではないので注意しましょう。

ソフトハットの帽体(材料)は、すべてフェルトでできています。
フェルト帽体とは、毛の繊維性を利用して繊維の状態から直接帽体の型に作ったものです。
種類としましては、ウール帽体とラビットファー帽体があります。
ウール帽体は、主原料が羊毛であり、ラビットファー帽体は、兎毛です。
高価なラビットファー帽体には、ヌートリアやビーバーファーが混ぜてあるフェルトもあります。

ウール帽体の特徴は、 比較的安価で染色し易いため色が豊富にあります。
ラビットファーフェルト帽体と比較すると重くぼそぼそした見た目になります。
色を被るというイメージに適した材料です。

ラビットファー帽体の特徴は、 光沢があり柔らかな質感でキメが細かくなっています。
キメの細かさで帽体がランクづけされていて、 高価な物ほどキメが細かくなっています。
また、軽くて被り心地も良く、型崩れしにくいのも魅力です。

本物のソフトハットは、やはりファー(ラビットファー)フェルトですね。